武蔵野市議会議員 桑津 昇太郎

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会派視察の2日目です 

7月1日(木)は、神戸市の東灘下水処理施設を視察いたしました。
神戸市の下水は、一部合流式ですが、大半が分流式です。・・・武蔵野市は逆で約85%が合流式です。
神戸市の253万人をカバーする処理場は計7か所あります。ここ東灘下水処理場は、市民37万人をカバーしている施設で、市内7ヶ所で最も大きな処理場で32万㎥/日の処理キャパです。

従来は、下水汚泥を処理する過程で発生するバイオガス(消化ガス)は、カロリーが低く、不純物を含むため、下水処理場内の熱源や発電等に用途が限られていました。ここ東灘処理場では発生したバイオガスを精製し、天然ガス自動車の燃料としての活用を行い、平成20年4月から、市バスや民間運送トラックなどに「こうべバイオガス」として販売されています。この”こうべバガス”は、下水汚泥のバイオマスから作られる循環型のバイオマスエネルギーであるため、二酸化炭素の排出量は、”0”カウント→カーボンフリーです。
天然ガス使用車両の普及率は、全国的には0.05%と大変低いものですが、このこうべバイオガスで市バス、1日約40台に燃料供給さえ、また民間輸送業者のトラックの燃料にも使用されています。

そして一層の活用を図るために、既存設備の精製処理能力を高めて、都市ガスと同等レベルに高度精製し、ガス導管に送り込んで、一般需要家庭に直接供給する実証事業に取り組んでいます。今年度から事業開始ということですが、大変興味深い取組事業であり、その成果が期待されます。この施設整備費にはバオマス等未活用エネルギー実証試験費補助金を活用し、3億円投じられています。消化ガスの全量有効活用を図るものです。

消化ガスタンクの上部から精製装置を
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高圧水吸収法のよる精製設備
高圧水を上部から対向流として消化ガスと接触させ、水に溶融する不純物を除去して、メタン98%のガスを精製
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卵型の消化タンク   高さ38m、直径25.4m、1基の約20億円
40℃、20日~30日でメタンガスが発生
ここ東灘処理場では、380万㎥/年間の消化ガスが発生するが、従前は45%が余剰となっていたが100%の有効利用を目指して、2008年4月から”こうべバイオガス”として供給開始

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神戸市内には現在7か所の天然ガスステーションがあるとのことです
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佐川急便の運送トラックが給油に入って来てました。

この処理場内にある運河です。先の阪神淡路大震災の際は、この下水処理場も大きな被害をこうむったそうで、一時的にですが、この運河をせきとめて下水の沈殿池として活用を図ったそうです。・・よく考えついたものですね。
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現在武蔵野市内には、下水の処理施設はありません。すべてを東京都の施設に依存です。市内の分流式流域からの下水は、清瀬水再生センターにて最終処理がなされています。ここではやっと発電がスタートしたところです。
将来を考えてのバイオマスエネルギーをもっと活用を図り、循環型に配慮した取組を早期に進めていくべきと考えました。武蔵野市も東京都に依存ではありますが、東京都にお任せてはなく、本市としての責務を考えての武蔵野市として取組ができる対策、事業は早期に検討、進めていかねばなりません。

東灘処理場の森田専門役からは、丁寧に施設や取組の説明を頂きました。御礼申し上げます。
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