武蔵野市議会議員 桑津 昇太郎

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

会派 市議会市民クラブの視察

7月8日(月) ~ 9日(火)
6月議会を終え、毎年行っております市民クラブ会派の勉強会、視察にまいりました。今回は、例年より日程が短く、1泊2日の視察となりました。

今回の視察先と視察のテーマは、
*島根県大田市 「大田市街並み保存条例」について
       ・・・伝統的建造物群保存地区制度・・・
*島根県出雲市 「新エネルギー推進事業」について


第1日目(7月8日)
視察先: 島根県大田市
視察のテーマ:【町並み保存条例―伝統的建造物群保存地区制度】について
大田市は、山陰地方島根県のほぼ中央に位置し、日本海に面しています。市の面積436k㎡ 人口が38,000人。市の予算規模は、一般会計で257億円です。
中世から近世にかけての石見銀山の盛衰に大きく影響を受けた地域です。大田市にあっての大きな遺産、資産は“石見銀山”にかかわる観光です。年間40万人以上の観光客があります。一時は80万人の観光客があったそうですが。観光と自然保持の両立を図りつつ、取り組んでいる市です。
今回は、大田市でのレクチャーの前に、現地の「石見銀山世界センター」、そして「大森銀山伝統的建造物群保存地区」を実地に見ました。その後で、市役所を訪問しました。
大田市は、教育部内に石見銀山課という課を設けて、市としても大変な力の入れようです。課内には2名の技術職の職員も在籍し、町並保存条制度の実施にあたっています。

【町並保存条例】について
市には、①大森銀山伝統的建造物群保存地区、②温泉津伝統的建造物群保存地区の2か所の町並保存地区があります。いずれも石見銀山に関係のあった地区です。
・街並みの景観を構成する建物の外観は、市民共有の財産という考えで、街並み保存条例では、保存地区内の家屋の修繕、増改築、新築などは市の許可が必要とされています。このような取り組みを支援するための補助制度として、重要伝統的建造群保存地区整備事業の事業が進められています。
伝統的な建物の外観を復元する際に、その費用の80%以内で800万円を限度として、新築や増築などの場合は60%以内、600万円を限度に補助制度があります。国が65%、残り35%を島根県と大田市が各々1/2の負担です。2013年度の事業費は、4300万円で 年6~8件
このような制度で、町並みを地元と行政が一体となって、守っています。
このような中で、石見銀山の鉱山遺跡は、環境負荷をかえることの少ない顕著な保存例として、2007年に世界遺産に登録されました。
大田市にあって、このような町並保存に向け、観光か自然の保持か難しい選択のようですが、現在は住民としては、自然保持のウエイトが高くなったとのことです。
武蔵野市にあっては、歴史的な街並みがなく、住宅の密集した人口過密の都市であります。そして今後は都市観光にも力を入れて、来街者を呼び込もう、まちの活性に結び付けようと事業を進めていますが。都市の景観づくりとともに、大きな課題であります。

CIMG0729.jpg

CIMG0733.jpg

CIMG0731.jpg

CIMG0730.jpg

CIMG0726.jpg

CIMG0734.jpg



第2日目(7月9日)
視察先:島根県出雲市
視察のテーマ:【新エネルギー推進施策】について
平成17年に2市5町が合併しての出雲市です。山陰地方の日本海に面した島根県の東部に位置し、面積が624k㎡、人口174,000人、一般会計予算が729億円(特別会計を合わせると1,220億円)の自治体で、出雲大社がある市として有名です。特に今年は、遷宮60年記念行事で、大変多くの観光客を迎えています。
地方自治体として、新たなエネルギーの創出に向け、積極的な取り組みをする出雲市の新エネルギー対策を伺いました。新エネルギー施策は、2012年12月に策定されました。市の合併10年を見据えて、お出雲市の目指す将来の姿を示した「出雲未来図」において、基本政策の「産業・観光都市の創造」、「環境・文化都市の創造、戦略プロジェクトの「雇用創出2000人プロジェクト」、「住みやすさNo1プロジェクト」として、位置づけられての取り組みです。

ちなみに、議会においても、“原子力発電・新エネルギー調査特別委員会”が設置され、島根原子力発電に係る諸問題の調査研究及びメガソーラー、小水力及び風力発電等新エネルギーの開発に関することの調査を目的に、特別委員会が設置されています。

産業観光部産業推進課 新エネルギー推進室の西氏から、出雲市の取り組む新エネルギー施策の内容について、伺いました。
①太陽光発電について
・「住宅用太陽光発電システムの導入補助制度」
⇒平成25年度の予算として、64百万円、補助件数は年々増加、その出力量も年々増加
・「神話の国出雲さんさん倶楽部」・・国内クレジット制
⇒住宅用太陽光発電システムの設置をし、会員登録をした市民が削減したCO2排出量を倶楽部で取りまとめ、クレジット化し、大企業等に販売する制度
・公共施設での取り組み
⇒新市役所本庁舎の屋上に設置。発電電力量は、78,729Kw/h、平成21年2月から運転開始
・メガソーラー
⇒市内の臨海工業団地(県有地内に)に事業計画 4.1haの用地で、1,950kwの発電規模

②風力発電について
・新出雲ウインドファームが事業主体となり、平成21年より運転開始をしている。総事業は約180億円。総出力は、78,000Kw、強風により破損もあったりで、少々苦戦の様子。
・キララトウーリマキ風力発電所
⇒事業費3億6千万円、総発電量は218万Kwh/年、経済産業省選定の「新エネ百選」に選ばれている。

③中小水力発電
事業化調査を進めたが、出力が小規模となり、設置費用などが割高のため、事業化は見送り。

④木質系バイオマス
・みんなでつくる出雲の森事業
⇒林地残材や切捨間伐材等の有効利用
・木造チップの製造
⇒製造事業者が2者あり、中国電力や市内公共温浴施設への供給を行っている。
・木質チップボイラーの導入
⇒事業費約7,800万円、市内の温浴施設にボイラーを導入
・調湿炭「炭八」の製造
⇒民間事業者が、建築廃材や工場のパレット等を原料として、製造販売。
・出雲バイオマスエネルギープラント
⇒東京にある民間事業者が、商用規模のバイオ水素製造プラント、モデル事業の構築を目指して、実証試験を実施中。商業ベースにはまだまだ至っていないようですが。

⑤食品系バイオマス
・BDF製造プラン
⇒市内2か所のプラントで、BDFに変換し、ごみ収集車などの公用車の燃料に利用。
・可燃ごみ処理施設における発電
⇒市のごみ焼却施設で発生する熱エネルギーを利用しての発電
⑥電気自動車・充電器
⇒平成23年度に1台を導入、2か所に充電器を設置

⑦普及啓発事業
・出雲科学館
⇒独自のカリキュラムで、市内小中学生の理科の授業を行う理化学習センターとしても活用
・風の子楽習館(がくしゅうかん)
⇒自然エネルギーの学習コーナーや体験教室を実施
・斐川環境学習センター
⇒環境学習を実施
・新エネルギー施設の見学会
以上の①~⑦が、出雲市における新エネルギー施策の取り組み事業です。

・自治体が実施主体となると、経済性に問題があり、民間事業者の参入を促す環境づくりも重要。
・県や他市町村との情報共有(とりわけ失敗事例)や政策の方向性についての共通認識が肝要
トまとめられています。新エネルギー対策を講じる上で、比較的環境に恵まれている出雲市にあっても、課題は多くあるようです。

典型的な消費型の都市である武蔵野市、今後のエネルギー対策は大きな課題です。現段階では、小規模な公共施設における太陽光発電に、手をつけている状況です。武蔵野市にあっては、新たに大きく新エネルギーを生み出すことはできませんが、他の地方自治体と手を結び、武蔵野市ができることはなにかをよく研究をし、他の地方自治体の取り組みをバックアップを図りつつ。本市にあっては、エネルギー消費の軽減に努力を図ることも肝要でしょう。

PS)
今回の視察内容とは関係はないのですが、出雲市の組織として、文化環境部があり、文化スポーツ課にて、事業を進めているようです。武蔵野市にあっても、市長部局で文化・スポーツの施策推進を図ることも考えたいものです。

CIMG0738.jpg

CIMG0743.jpg
スポンサーサイト

南町カーニバル

7月20日(土)    会場:武蔵野第三小学校の校庭

今年も吉祥寺南町カーニバルが開催されました。

ご存じのように、以前は地域の商店会のみなさんが、まとめられてのカーニバルでしたが、今は南町コミセンと三小地区の清少協のみなさんの共催での開催となっています。
当日は、お天気にも恵まれて、大勢のみなさんが、会場の第三小においでいただきました。


三小の先生方のお店”たこやき”  校長先生自ら、懸命に焼いておられました
CIMG0841.jpg
大きいタコも入って、結構いい出来栄えでした。長蛇の列でした。ちなみにお値段は3個で100円
CIMG0843.jpg

NASキッズダンス
CIMG0847.jpg

FC東京のキックターゲット  ウイングスのコーチの方々の協力で
CIMG0851.jpg

CIMG0854.jpg


大勢の皆様のご協力で、今年も開催でした。

市民クラブの視察

7月8日(月) ~ 9日(火)
例年行っている所属する会派「市議会市民クラブ」のメンバーで、視察に行ってまいりました。日程の調整がつかず、今年は1泊2日の日程となりました。与座議長がお忙しいので。

今回の視察先と視察のテーマは、
*島根県大田市 「大田市街並み保存条例」について
       ・・・伝統的建造物群保存地区制度・・・
*島根県出雲市 「新エネルギー推進事業」について


第1日目(7月8日)
視察先: 島根県大田市
視察のテーマ:【町並み保存条例―伝統的建造物群保存地区制度】について
大田市は、山陰地方島根県のほぼ中央に位置し、日本海に面しています。市の面積436k㎡ 人口が38,000人。市の予算規模は、一般会計で257億円です。
中世から近世にかけての石見銀山の盛衰に大きく影響を受けた地域です。大田市にあっての大きな遺産、資産は“石見銀山”にかかわる観光です。年間40万人以上の観光客があります。一時は80万人の観光客があったそうですが。観光と自然保持の両立を図りつつ、取り組んでいる市です。
今回は、大田市でのレクチャーの前に、現地の「石見銀山世界センター」、そして「大森銀山伝統的建造物群保存地区」を実地に見ました。その後で、市役所を訪問しました。
大田市は、教育部内に石見銀山課という課を設けて、市としても大変な力の入れようです。課内には2名の技術職の職員も在籍し、町並保存条制度の実施にあたっています。

【町並保存条例】について
市には、①大森銀山伝統的建造物群保存地区、②温泉津伝統的建造物群保存地区の2か所の町並保存地区があります。いずれも石見銀山に関係のあった地区です。
・街並みの景観を構成する建物の外観は、市民共有の財産という考えで、街並み保存条例では、保存地区内の家屋の修繕、増改築、新築などは市の許可が必要とされています。このような取り組みを支援するための補助制度として、重要伝統的建造群保存地区整備事業の事業が進められています。
伝統的な建物の外観を復元する際に、その費用の80%以内で800万円を限度として、新築や増築などの場合は60%以内、600万円を限度に補助制度があります。国が65%、残り35%を島根県と大田市が各々1/2の負担です。2013年度の事業費は、4300万円で 年6~8件
このような制度で、町並みを地元と行政が一体となって、守っています。
このような中で、石見銀山の鉱山遺跡は、環境負荷をかえることの少ない顕著な保存例として、2007年に世界遺産に登録されました。
大田市にあって、このような町並保存に向け、観光か自然の保持か難しい選択のようですが、現在は住民としては、自然保持のウエイトが高くなったとのことです。
武蔵野市にあっては、歴史的な街並みがなく、住宅の密集した人口過密の都市であります。そして今後は都市観光にも力を入れて、来街者を呼び込もう、まちの活性に結び付けようと事業を進めていますが。都市の景観づくりとともに、大きな課題であります。


第2日目(7月9日)
視察先:島根県出雲市
視察のテーマ:【新エネルギー推進施策】について
平成17年に2市5町が合併しての出雲市です。山陰地方の日本海に面した島根県の東部に位置し、面積が624k㎡、人口174,000人、一般会計予算が729億円(特別会計を合わせると1,220億円)の自治体で、出雲大社がある市として有名です。特に今年は、遷宮60年記念行事で、大変多くの観光客を迎えています。
地方自治体として、新たなエネルギーの創出に向け、積極的な取り組みをする出雲市の新エネルギー対策を伺いました。新エネルギー施策は、2012年12月に策定されました。市の合併10年を見据えて、お出雲市の目指す将来の姿を示した「出雲未来図」において、基本政策の「産業・観光都市の創造」、「環境・文化都市の創造、戦略プロジェクトの「雇用創出2000人プロジェクト」、「住みやすさNo1プロジェクト」として、位置づけられての取り組みです。

ちなみに、議会においても、“原子力発電・新エネルギー調査特別委員会”が設置され、島根原子力発電に係る諸問題の調査研究及びメガソーラー、小水力及び風力発電等新エネルギーの開発に関することの調査を目的に、特別委員会が設置されています。

産業観光部産業推進課 新エネルギー推進室の西氏から、出雲市の取り組む新エネルギー施策の内容について、伺いました。
①太陽光発電について
・「住宅用太陽光発電システムの導入補助制度」
⇒平成25年度の予算として、64百万円、補助件数は年々増加、その出力量も年々増加
・「神話の国出雲さんさん倶楽部」・・国内クレジット制
⇒住宅用太陽光発電システムの設置をし、会員登録をした市民が削減したCO2排出量を倶楽部で取りまとめ、クレジット化し、大企業等に販売する制度
・公共施設での取り組み
⇒新市役所本庁舎の屋上に設置。発電電力量は、78,729Kw/h、平成21年2月から運転開始
・メガソーラー
⇒市内の臨海工業団地(県有地内に)に事業計画 4.1haの用地で、1,950kwの発電規模

②風力発電について
・新出雲ウインドファームが事業主体となり、平成21年より運転開始をしている。総事業は約180億円。総出力は、78,000Kw、強風により破損もあったりで、少々苦戦の様子。
・キララトウーリマキ風力発電所
⇒事業費3億6千万円、総発電量は218万Kwh/年、経済産業省選定の「新エネ百選」に選ばれている。

③中小水力発電
事業化調査を進めたが、出力が小規模となり、設置費用などが割高のため、事業化は見送り。

④木質系バイオマス
・みんなでつくる出雲の森事業
⇒林地残材や切捨間伐材等の有効利用
・木造チップの製造
⇒製造事業者が2者あり、中国電力や市内公共温浴施設への供給を行っている。
・木質チップボイラーの導入
⇒事業費約7,800万円、市内の温浴施設にボイラーを導入
・調湿炭「炭八」の製造
⇒民間事業者が、建築廃材や工場のパレット等を原料として、製造販売。
・出雲バイオマスエネルギープラント
⇒東京にある民間事業者が、商用規模のバイオ水素製造プラント、モデル事業の構築を目指して、実証試験を実施中。商業ベースにはまだまだ至っていないようですが。

⑤食品系バイオマス
・BDF製造プラン
⇒市内2か所のプラントで、BDFに変換し、ごみ収集車などの公用車の燃料に利用。
・可燃ごみ処理施設における発電
⇒市のごみ焼却施設で発生する熱エネルギーを利用しての発電
⑥電気自動車・充電器
⇒平成23年度に1台を導入、2か所に充電器を設置

⑦普及啓発事業
・出雲科学館
⇒独自のカリキュラムで、市内小中学生の理科の授業を行う理化学習センターとしても活用
・風の子楽習館(がくしゅうかん)
⇒自然エネルギーの学習コーナーや体験教室を実施
・斐川環境学習センター
⇒環境学習を実施
・新エネルギー施設の見学会
以上の①~⑦が、出雲市における新エネルギー施策の取り組み事業です。

・自治体が実施主体となると、経済性に問題があり、民間事業者の参入を促す環境づくりも重要。
・県や他市町村との情報共有(とりわけ失敗事例)や政策の方向性についての共通認識が肝要
トまとめられています。新エネルギー対策を講じる上で、比較的環境に恵まれている出雲市にあっても、課題は多くあるようです。

典型的な消費型の都市である武蔵野市、今後のエネルギー対策は大きな課題です。現段階では、小規模な公共施設における太陽光発電に、手をつけている状況です。武蔵野市にあっては、新たに大きく新エネルギーを生み出すことはできませんが、他の地方自治体と手を結び、武蔵野市ができることはなにかをよく研究をし、他の地方自治体の取り組みをバックアップを図りつつ。本市にあっては、エネルギー消費の軽減に努力を図ることも肝要でしょう。

PS)
今回の視察内容とは関係はないのですが、出雲市の組織として、文化環境部があり、文化スポーツ課にて、事業を進めているようです。武蔵野市にあっても、市長部局で文化・スポーツの施策推進を図ることも考えたいものです。


CIMG0734.jpg

CIMG0729.jpg

CIMG0730.jpg

CIMG0726.jpg

CIMG0727.jpg

CIMG0731.jpg

CIMG0733.jpg

CIMG0737.jpg

CIMG0739.jpg

CIMG0743.jpg

CIMG0762.jpg

CIMG0772.jpg

CIMG0754.jpg

CIMG0744.jpg

CIMG0782.jpg
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。